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晴れ時々素っ頓狂
音楽とかバンド活動とかサッカーとか映画とか。 楽天家。能天気。ボケつき。
台風一過。
暑いし。


夜、BSで「グラン・トリノ」を観る。

グラン・トリノ [DVD]グラン・トリノ [DVD]
(2010/04/21)
クリント・イーストウッド、ビー・バン 他

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ガンコ爺いと隣の東洋人との友情の映画・・・と言ってしまえば簡単だけど、ストリート・ギャングや人種差別、近頃の若者的な部分をサラリと盛り込んでいるとこは凄いと思う。
そして戦争の傷跡か。
イーストウッドの(多分)言う男らしさ的なものに全て共感できるわけではないが、ラストはこれまでのイーストウッド作品とは違うと思った。
悲惨ではあるが、救いようがなくはない。
イーストウッド監督作はイマイチな映画もあるが、この映画は好きかも。


今日のいちまい。

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(2012/09/26)
ノー・ダウト、ビジー・シグナル 他

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ノー・ダウトってさ、編集もの除くと4枚しかアルバム出してないんだよね。
再活動してこれが5枚目ってのはちょっと驚いた。
寡作にもほどがあるよねえ。

さてこの再活動後のこのアルバム、1曲目のストリングスからイントロを聴いて、一瞬ノー・ダウトというより、グウェンのソロの延長なのか?と思った。
まあ、ソロのダンス・ミュージック的な要素も随所にあるけど、このバンドの持ち味である、スカの要素も散りばめられてる。
この1曲目の「Settle Down」なんかはまさに、グウェンのソロにジャマイカン・テイストを加えたような面白い曲だ。
シングルになったようだが、再出発にはもってこいの曲ではないだろーか。

スカ以外にも80年代のUKポップに拘ったような「One More Summer」や初期のマドンナみたいな「Looking Hot」なんかはノー・ダウトらしいのかもしれない。
でも全体的な印象としてはグウェンのソロっぽい感じもある。
多分、録音のせいじゃないかしらん。
あんましバンド・サウンドではないのだよ。

あと「Settle Down」や「One More Summer」などのキャッチーさはこのバンドのポリシーみたいなもんなんだろうし、個人的には歓迎もする。
常に大衆受けを狙ってるつーか。
「Easy」や「 Undone」「Dreaming The Same Dream」といったバラードっぽいのも織り交ぜて、実に周到にアルバムを作ったって感じだな。
その分、以前はあった勢いみたいなのはなくなった気がするなあ。
まあ、みんな子持ちになったみたいだし、仕方ないのかねえ。
まあいずれにせよ、時代も意識した、とてもよくできたポップなアルバムってことだろう。
一番気に入ったのは「Heaven」で、ポップス加減が心地よいし、この曲が一番バンドっぽい。

ディスク2には活動再開してすぐに録音したらしい、アダム&ジ・アンツのカバー「Stand And Deliver」が入っているが、この曲は本作に入れないで良かったと思う。
選曲の面白さはあるけど、曲そのものはたいしたことないし、アダム・アント的な毒で持ってたような曲だから、トーク・トークのエレクトリック・ポップな曲「It's My Life」をカバーしたのとはわけが違う。

なお、ディスク2のその他は本編アルバムからの別ミックスや別バージョン。
アコースティック・セッションは原曲とは全く違ったフンイキで、「Settle Down」や「Looking Hot」は面白い。
弾き語りっぽくなった「One More Summer」や「Easy」は個人的にはパス。
また、リミックスの方は、曲を細切れにしてツギハギして曲を長くしたようなミックスではないので、良かったけど、まあ、オリジナルの方がやっぱりいいかなあ。
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