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晴れ時々素っ頓狂
音楽とかバンド活動とかサッカーとか映画とか。 楽天家。能天気。ボケつき。
まだ寒い。
今週から暖かくなるはずじゃ・・・。

なんか風邪ひいたような。
いちおう、「表参道内科」に定例の診療に行ったので、風邪薬ももらってくる。


夜、CATVで「ロード・トゥ・パーディション」を観る。

ロード・トゥ・パーディション
ロード・トゥ・パーディション

ポール・ニューマンにトム・ハンクスにジュード・ロウにダニエル・クレイグという、ありそでなかなかない組み合わせ。
貫録のポール・ニューマン、サイコなジュード・ロウは面白い。
トム・ハンクスとダニエル・クレイグはちょっとキャスト的に微妙。
最後まで面白く観れたけど、この手の映画は、だいたいああいう結末になる・・・。


今日のいちまい。

アースリング(紙ジャケット仕様) Limited Edition
アースリング / デビッド・ボウイ

このアルバムを聴いたのは、後になってからだ。

前作同様に、リーヴス・ガブレルスは欠かせない存在に。
マイク・ガーソンは引き続き参加してるけど、前作に比べると控えめ。
また、ヴォリューム感のあった前作に比べると、サクッと聴き終わる感じ。
難解な雰囲気の前回から、本作はだいぶ明るくてキャッチーになった気もする。

ボウイもこうなったんかーっていう1曲目「Little Wonder」にとにかく驚く。
クラブ・ミュージックっていうんですか。
前作の流れっちゃあそうなんだけど、結構衝撃的な1曲目。
細かく刻むリズム・パターンに、ハードめのサウンド。
ただし、ブリッジ部分とかは生ドラムだし、普通のロックに。
実はこのパターンがこのアルバムのコンセプトと思える。
エレクトロなクラブ・ミュージック+ハードな生音のバンド・サウンド。
え?曲は好きですよ。
癖になるし。

「Looking for Satellites」は、多重コーラスのファンキーな曲。
これも前作の流れだけど、曲はキャッチーだね。
アーム使ったギター・ソロは秀逸す。

「Battle for Britain (The Letter)」も、 「Little Wonder」パターンです。
ノイジーなギターが、まあ~かっこいい。
メロは初期のボウイっぽいんだけどね。
ここでやっと、マイク・ガーソンらしいピアノが聴けてしまう。

「Seven Years in Tibet」は、ブラピが出てた映画からすかね?
覚えてないや。
序盤はやや落ちついた曲かなと思いきや、途中でグワーンと。
盛り上がる。盛り上がる。
こういう展開に弱い。
そして、この曲もいかにもボウイっていうメロ。
チープなオルガンみたいなシンセ・ソロ、重く這うようなベースとドラム。
痺れる。

「Dead Man Walking」は、ショーン・ペンが出てティム・ロビンスが監督した映画からすか?
わかんない。
そしてまたハードなEDM。
複数のシンセがギュンギュンしてる向こうっ側に聴こえる、マイペースなマイク・ガーソンのピアノがかっこいい。

「Telling Lies」も、「.Little Wonder」「Battle for Britain (The Letter)」のパターンだ。
途中でノリが大きくなってグワーンのやつ。
ただの打ち込みだけじゃなく、こういうとこがいいなあ。
サビとかいい感じの曲だ。

「The Last Thing You Should Do」は、ロバート・パーマーの「Clues」を思い出した。
途中でハードなギターがこれまたかっこいい。
シンセのとことか、とぼけててゴリラズっぽい。

「I'm Afraid of Americans」もハードにEDM。
だけど、同時に70'sなハード・ロックの雰囲気も。
これもゴリラズぽい雰囲気のとぼけたリフだな。

ラストは「Law (Earthlings on Fire)」。
EDM。
アルバム全体的に言えるのだけど、こういうメロが暗いめであっても、いつものボウイに比べて明るく感じるのはなんでかな?

とにかく、本作はギターが前面に出て、かなりハードな印象の曲が多い。
その分、マイク・ガーソンのあのピアノはやや控え目、その代わりに今までにないほど派手なシンセが目立つ。
結構好きだけど、エレクトロなとこはちょいと古臭さもあるのは仕方のないところか。
ただ、EDMと生音的なハードでロックなとこの組合せはスリリングで胸スカ。
多分、狙いはそこにあると思うし、アルバム通してコンセプトがしっかりあるのは好感が持てるのだ。
なにより、そういうパターン、やっぱり結構好きなんだよね。

ディスク2は今回も別バージョンとか。
「Little Wonder」は3バージョン。
ただ短いだけの「Censored Video Edit」、グワーン部分がないので面白み半減の「Junior Vasquez Club Mix」は置いといて、「Danny Saber Dance Mix」は、リズム・パターンが全く違ってて、ストーン・ローゼズの「Fools Gold」みたいになってて面白かった。

「Seven Years in Tibet」の「Mandarin Version」は、なんと中国語バージョンす。
なんかそう聴こえないんだけど。

「Dead Man Walking」は2バージョン。
「Moby Mix 1」は、まるでエンヤみたいな出だし。
こういうコンセプトのアルバムで、完全エレクトロてのはどうなんだろう。
「Moby Mix 2 US Promo 12」も同様で、ヴォーカルはサンプリングのみで押しきる。

「Telling Lies」の「Feelgood Mix」と「Paradox Mix」は、どちらもサビの面白みは活かされてない気がするな。

「I'm Afraid of Americans」は3バージョン。
最初のは「Showgirls Soundtrack Version」ってくらいだから、映画「ショーガール」に使われてたってことか。
ポール・ヴァーホーヴェン監督のエッチな映画だよな。
この曲が流れたのかどうかは覚えてないや。
他の「Nine Inch Nails V1 Mix」と「Nine Inch Nails V1 Clean Edit」、どちらも大差ないような。

さて、ディスク2には、前作のように、アウトテイク的な曲はない代わりに?タオ・ジョーンズ名義でのライヴが2曲入っている。
「"Heroes"」より「V-2 Schneider」と、「Black Tie White Noise」からの「Pallas Athena」のエレクトロ。
「Pallas Athena」の方は、再編集した「Sound + Vision」にも入ってたな。
とにかく、この頃はエレクトロやりたかったんだろうなーという。
今となってはこの手のものは、どうしても古臭く感じてしまうんだよなあ。
アイデアも並な感じがしてしまう。
ボウイだからこそ並では許されない・・・てのもつくづく大変な話なのだけど。
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