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晴れ時々素っ頓狂
音楽とかバンド活動とかサッカーとか映画とか。 楽天家。能天気。ボケつき。
台風?
もうね、朝、出勤時も帰りも全く雨ら降られず。
何事も影響なく。
良かったけどさ。


夜は、wowowで「極悪の流儀」を観る。

極悪の流儀
極悪の流儀

木曜の夜は、日本未公開映画。
なんだーかんだと初公開もの、結構楽しみ。
今日は、地味なサスペンスもん。
ハラドキは全くねっす。
オスカー・アイザックとギャレット・ヘドランド つー、キャストも地味です。
主人公の浮気相手?どっかでみたことあるなーと思ったら、リュック・ベッソンの「アデル/ファラオと復活の秘薬」のヒロインじゃん!
独特の雰囲気ある女優さんだよね。
あと、 マーク・ウォールバーグがサクッと出てたんだけど、カメオっぽい。
つまんなくはなかったけど、まー、一回観ればいっかなー。


今日のいちまい。

マリアンヌの革命
マリアンヌの革命【初回限定盤】 / キノコホテル

出ましたよ。
最新作の5作目フル・アルバム。
期待結構ありましたね。

ワクワク感の1曲目。
例によって、インストの「反逆の季節」。
ここはGS歌謡で。
ギターとオルガンのソロの掛け合いなんだが、結構練られている。

いかすベース・ラインから「おねだりストレンジ・ラヴ」。
いつものオルガン、ファズ・ギター、メロは昭和歌謡のおいしいとこを集めたみたいな感じで、油断してるとグッときてしまう。
ギター・ソロからブリッジ辺りのベースは聞き所。

「回転レストランの悲劇」は新機軸です。
ニュー・ウェイヴなオルガンがかっこよくて好きだなあ。
珍しく80's近辺の感じも新鮮。

「てのひらがえし」辺りで、R&B歌謡もやはり抑えとかないとってことで。
ただし、ちょっとした仕掛けや曲展開、メロなど凝ってるわ。

「遠雷」で、サイケ路線も抑えときましょ。
曲としてもなかなか魅力的。
しかし、長い演奏部で聴かせようとする曲作りは、普通の昭和テイストってだけじゃない、もはやフツーにロック・バンドだよなあ。

「籠の中のアラステア」は、8分の頭ベースにエレピが幻想的なとこから、セリフをきっかけにパンクするつー2部構成。
ひとつのパターンではある。
面白味はあるものの、自分的には今一つ。
ギター・ソロは聞き所。

「愛はゲバゲバ」は、GO!GO!的昭和歌謡。
やたらキャッチーなサビがいい。
好きな曲だ。

「赤ノ牢獄」は、本作一番の驚きかも。
ファンキー!
ベースがジュリエッタだからこそかな。
結局16が弾ければ幅が広がるつうことなんだよね。
ファビエンヌとのグルーヴ感はほんと凄いわ。驚いた。

で、まあ「流浪ギャンブル」の、普通にキャッチーな出だしにも驚いちゃうわけです。
始まってみればイメージの範囲内のスカなんだけど。
いやあしかし、相当普通にJPOP寄り。
柴咲コウの「キスして」を思い浮かべたほど。

ラストの「月よ常しえに」。
この曲も知らずに聴いたらキノコとわかるかどうか。
バラードなんだけど、昭和の匂いはあまりしない。
また違ったキノコが聴ける。

というわけで、さらにアレンジの幅を広げたなあって印象。
曲構成も複雑に。
ヴォーカルもエフェクト多し。
進化を続けるキノコである。
恐れ入りました。
まあ、シンプルにダサい曲もそれなりに欲しいとこではあるけど。

付属DVDは、クリップ1曲、ライヴ4曲。
本作収録の「おねだりストレンジ・ラヴ」はクリップ。
昭和歌謡サイケ・ロックと名付けてしまおう。
いい曲です。

以下、昨年のライヴが4曲。
本作収録の「遠雷」で始まるんだけど、映像があると、やっぱりサイケ度はよりアップするな。

「マリリン・モンロー・ノーリターン」は、もちろん野坂昭如のカバー。
キノコにしてはそこそこ有名曲のカバーじゃん?
ただし、世代によっては知ってる人いるんかいな?って感じか。
ワウ・ギターから始まる演奏は、なかなかいい感じで合ってる。
コーラスも意外とちゃんとしてるね。

「マリアンヌの逆襲」収録の「すべて売り物」もカバーだったね。
パンクでライヴ向きだよね。
勢いもあって、なかなかの出来。

ラストは定番「キノコホテル唱歌」。
珍しい衣装のマリアンヌ。
キーボードとのパフォーマンスも堂にいってきたかなあ。
女王様でもお客様は大切。
最後に深々お辞儀てのが、なんともアンバランスでいいやね。

ただ、このライヴ音源、全体的に音が広がってて、ベースは曲によってはほぼ何弾いてるのかわからん。
もっといい音で聴きたいね。

なお、缶マグネットってのが入ってるんだけどさ、これがまた収納に邪魔で邪魔で・・・。
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