晴れ時々素っ頓狂
音楽とかバンド活動とかサッカーとか映画とか。 楽天家。能天気。ボケつき。
月曜。
たりー。
週明け。
日陰に入るとまだまだ涼しい。
夜はさらに涼しい。
そんな月曜。


今日のいちまい。



解散から23年目にして出た6作目。
残念ながら、キム・ディールはアルバム制作の前に抜けてしまった。
そして、再結成後にEPが3枚出たのだけど、それぞれ収録の4曲を、全てまとめてアルバムにしたのが本作ということになるのだった。

ワクワクドキドキの1曲目「What Goes Boom」は、前4作目「Trompe le Monde」を引きずったのだろうか、メタルとかグランジな感じがする。
同時に、ブリッジ部のメロのキャッチーさは相変わらずだなあと、なんかホッとしたりもする。
フツーにカッコいい曲です。

といったところで、「Greens And Blues」。
どポップス、来ましたあ。
以前は、この手の曲でも棘はあったけど、ほんと真っ正直な曲。
まあ、仕方ないか。

アルバム・タイトル曲の「Indie Cindy」。
イントロはごくごく普通ぽいのだけど、途中からアクがふつふつと。
そして、変拍子での語りと、アコースティックで綺麗なメロが交差するユニークさ。
ギター・ソロ部の一瞬の演奏は迫力満点。

デジタルっぽい「Bagboy」は、ファンキーなとこもある曲だ。
曲自体はシンプルだけど、語り調のヴォーカルやコーラス、様々なギター、アレンジと、なんかてんこ盛り。
好きな曲だし、21世紀版ピクシーズといえる曲かもしれない。

「Magdalena 318」のオープニングがね、カッコいいのよ。
繰り返しのサビのメロとかもやっぱりいいし。
ピクシーズの曲の良さはほんと凄い。

「Silver Snail」では、ちょっとテイストが変わって。
サイケな雰囲気もある変な曲。
不思議な感じ。
ベースはキーボードぽいし、本作を代表する曲じゃないかもしれないけど、嫌いじゃない。

一転、ハードで刺激的なギターが出てくる「Blue Eyed Hexe」。
とってもアメリカンなロック。
タイプ的には、前作中の「U-Mass」に近いのかな?

さらに一転、「Ring The Bell」だけど、これまった軽いポップスだ。
爽やかだし。
しかし、いい曲なのよ。
ギターのフレーズとかもメロと呼応してていいなあ。

「Another Toe In The Ocean」もポップな曲だ。
パワー・ポップといったとこ?
ラズベリーズとか思いだしちまった。

「Andro Queen」は、 アコースティックで、リバーヴの効いた、広がりのある録音はU2みたいだ。
同時に、過去に2曲カバーしたニール・ヤング好きが表れた曲のようにも思う。
復活後の「EP1」の、さらに1曲目だったので、ちょっと驚いた曲です。

「Snakes」は、変拍子であり、キャッチーな曲。
ぶっとびギターがなかなか。
最初はらしくない曲だなあと思ってたけど、やっぱりピクシーズならではなんかなあと思い始めてる今日この頃。
あくまで感覚的にだけど、XTCの中期の雰囲気に似てる。

ラストの「Jaime Bravo」も、キャッチーでアメリカンな曲。
そして、シンプルな曲ながら、演奏やアレンジは凝ってたりする。
しかし、スキャットのコーラス部はいつもインパクトあるなあ。

さて、ボートラは、新メンバーによる旧作曲2曲のライヴ。
「Monkey Gone To Heaven」と「Nimrod’s Son」という、代表級の曲。
演奏は、悪餓鬼っぽさがなくなって、優等生っぽい感じもするけど、風格はあるのね。
コーラスで聴こえるのは、キムの後釜のパズ・レンチャンティンだろうか。

というわけで、キムのヴォーカルがなくなったのは寂しい限りで、曲を聴きながらも、ついキムの声を想像してしまう。
だけど、ベースが変わったことによって、良し悪しはともかく、キム時代より演奏がカッチリしたように思う。
その分、大きいめのうねりとか、まったり感みたいなのはなくなった。
また、以前のようにはみ出たとこがなく、まとまってしまったのは仕方ないところかな。
ギター2台も、以前のようにはっきり分離してなくって、分厚くオーバーダブされてたりするのは、時代の流れすかね。
ついでに、1.2分台パンクもなくなりました。
3.4分で、しっかり1曲を聴かせる感じ。
本作のサイズが世の中的に一般的なサイズなんだろうけど。
さらには、UKぼさは感じなくなった。
改めてアメリカン・バンドだなあって思わされたりもする。

無茶苦茶聴きやすくなったけど、棘やアクは後退して、オンリー・ワンなバンドじゃなくなったかな。
現代版ピクシーズていえるかどうかは、正直わからない。
ただ、初期の先入観がなければ、なかなかの好盤。
バリエーションの豊かさとアイデアの面白さは、並みのバンドにはない。

なお、アナログ限定のボートラや(パズが歌ってるらしい「Women of War」って曲収録)、デラックス版で得意のライヴのディスク2がついたのもあるようだけど、まあ、そのうち聴くだろう。
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