晴れ時々素っ頓狂
音楽とかバンド活動とかサッカーとか映画とか。 楽天家。能天気。ボケつき。
さらにさらに暑い。
真夏だったなあ。
しんど。


夜、録画しといた「ツイン・ピークス The Return」の第1章と第2章を観る。

ツイン・ピークス The Return

相変わらず。
あっち行ったりこっち行ったり。
理不尽でシュールで。
時折するどい映像があるから、癖になっちゃうんだよなあ。
それでも、さすがに眠くなってしまった。
25年前に比べると、観る側も、夜に弱くなったってこってす。


今日のいちまい。



検索では、ヒットする結果が膨大すぎて、大変苦労するカン
ドイツのバンドで日本人ヴォーカルってことで、常に気になるバンドだった。
ライノ編集のコンピ「Supernatural Fairy Tales」に入ってた、「Oh Yeah」はかなりインパクトがあったし、ホルガー・シューカイの「Persian Love」は好きな曲のひとつだ。
物凄く聴いたというわけではないけど、自分にとっては、頭の端っこに常に引っかかってた、そんなバンドです。
すでに「Cannibalism」1~3など数種のベストは出ていると記憶しているけど、オフィシャルのシングル集ってことでは初めてじゃないだろうか。
曲は、ほぼ年代順に並んでいます。

「Soul Desert」は、多分デビュー・シングルなんじゃないかと思うけど、 60年代にすでにこうした曲をやってたことに驚く。
ただ、同時に時代も感じさせる。
ワンコードのブルースにも聴こえる。

「She Brings The Rain」は、前の曲のカップリングで、「Cannibalism 1」や「Anthology 25Years」にも入ってた。
ジャズ・ブルースで、割りとフツー。
なお、前の曲同様に、マルコム・ムーニーがヴォーカル。

「Spoon」は、「Edge Bamyas」に入ってたシングル・バージョン。
前の曲同様に「Cannibalism 1」と「Anthology 25Years」に入ってた。
ここからしばらく、ダモ鈴木のヴォーカルが続く。
やっぱ、この人がいた頃が一番面白かったように思う。
カンはベタッとしたリズムが多いけど、この曲は、ラテンぽくって、ベースとドラムやパーカッション類のグルーヴ感がある。
関係ないようで、絶妙に絡んでくる自由なギターもいい。
最高にカッコいい曲。

「Shikako Maru Ten」は、前の曲のカップリングで、「Cannibalism 2」に入ってた。
これまたグルーヴ感のある曲でカッコいい。
7拍子でも不自然さを感じさせないとこが、カンの凄いとこなんだろう。
ところで、良く「Shikako」と表記されてるんだけど、何が正解?

「Turtles Have Short Legs」も「Cannibalism 2」に入ってた。
ポップなピアノが意表をつく、レゲエな曲。
このイントロは、カンのイメージが変わる。

「Halleluwah」は、前の曲のカップリングで、「Cannibalism 1」と「Anthology 25Years」にも収録。
オリジナル・アルバム「Tago Mago」収録時は18分半の大作だった。
改めて聴くとファンキーだなあ。
シンプルなリズムなのに複雑に絡み合う演奏、存在感抜群のダモのヴォーカルにグイグイ引き込まれる。
まさにカンらしい曲だ。

「Vitamin C」は、「Edge Bamyas」収録曲。
マイナーのちょっとグッと来るメロ。
細かいシンコペを繰り返すユニークなドラムとベース、臭いめのピアノにオルガン、そしてなんつうてもダモのヴォーカルが凄いわ。

前の曲のカップリング「I'm So Green」は、「Edge Bamyas」に収録されてた曲。
前の曲と同じようなテイストだけど、洒落たアコギとキャッチーなメロからセッションぽく展開していく。
ちょっとビート・バンドぽくなる。

「Mushroom」は、「Tago Mago」の収録曲で、 「Cannibalism 1」と「Anthology 25Years」にも収録。
ここまでで一番実験的な曲か。
バイオリンが入ってたり、奔放なヴォーカルを聴いてると、ポップ・グループなんかは影響されたんじゃないかしらん?と思えてくる。

「Future Days」に入ってた「Moonshake」。
「Anthology 25Years」でもチョイスされた。
ニュー・オーダーか?って一瞬思ったけど、そうでもないか。
生音でデジタル音楽をやったような面白さがある。
自由なようでいて、キッチリした演奏はテクニックを感じさせます。

アルバム・タイトル曲でもある「Future Days」もまた、「Anthology 25Years」でチョイスされた。
ボサみたいにも聴こえる。
鼻歌みたいなヴォーカルに、キーボードとギターとリズムの絡み、と良く練られた曲だ。
「Future Days」収録時は9分半。
このアルバムを最後に、ダモ鈴木がいなくなっちゃうんだよねー。

「Dizzy Dizzy」は、「Soon Over Babaluma」収録のシングル・バージョンだ。
「Cannibalism 1」と「Anthology 25Years」にも収録。
ミヒャエル・カローリーがヴォーカル。
レゲエというかダブというか。
バイオリンとヴォーカルの絡みが頭まわるぞ。
バイオリンが入ってるからってわけでもないだろうけど、クラッシュの「サンディニスタ」に通じるとこもあるように思う。

「Splash」は、「Moonshake」のカップリングだね。
「Soon Over Babaluma」収録のシングル・バージョン。
今度はサンバ?
バイオリンやギターのソロのインスト。
シンセも絡む。
これもまた、変拍子を全く感じさせないほど自然だなあ。

「Hunters And Collectors」は、「Landed」収録のショート・バージョン。
ミヒャエル・カローリーがヴォーカル。
なんか急に録音がテクニカルになって、良くも悪くも手作り感は後退。
曲はプログレ・バンドぽい気もする。
良くできた曲だ。

前の曲のカップリング「Vernal Equinox」も、「Landed」収録のショート・バージョン。
なんか民族音楽っぽいインスト。
コンピューター・ミュージックによるワールド・ミュージックって感じ?
ギターが珍しくハードなソロを聴かせちゃう。

「I Want More」は、「Flow Motion」収録曲。
「Cannibalism 2」と「Anthology 25Years」にも収録。
ボー・ディドリーぼいリズムのおどけた感じの曲だ。
ピアノやシンセのフレーズが綺麗。

前の曲のカップリングというか、続編っぽい「...And More」も、「Flow Motion」収録。
なんかふざけた曲だ。
ダンス・ミュージック?っぽいのには驚く。
ワウ・ギターだし、時代を反映した曲かな。

「Silent Night」は、メカニカルな、まさに「きよしこの夜」。
これこそニュー・オーダー。
しっかしこのアレンジ、凄いなあ。

前の曲のカップリング「Cascade Waltz」は、「Flow Motion」から。
「Anthology 25Years」にもチョイスされた。
レゲエとハワイアンが混ざったような、トロピカルで、面白い曲だ。
シンセにギターが独特の雰囲気。
語りからのメロはなかなかいい。

「Don't Say No」は、「Saw Delight」収録のショート・バージョンで、「Anthology 25Years」にも入ってた。
ヴォーカルがシャウトしちゃう、ロックな曲だ。
だけど、やっぱり独特な雰囲気で、コーラスとかたまらんね。

前の曲のカップリング「Return」は、これまった各楽器がテクを聴かせる、思いきり16ビートでファンキーなインストだ。
スラップとか、オルガンやギターがカッティングしたり、ホーンが入ってたりとかじゃないのに、だ。
また、コンガやティンバレスが入っててラテンなテイストもある。

「Can Can」は、「Can」収録曲。
「天国と地獄」っすよ。
面白いなあ。
ユニコーンとか思い浮かべてしまったよ。

最後は「Hoolah Hoolah」で、「Rite Time」収録のショート・バージョン。
「Anthology 25Years」にも入ってた。
復帰したムーニーがヴォーカル。
頭だけサックスが出てきて、贅沢な感じ。
ロカビリー?パンク?2ビートのような16ビートのような、変で可笑しくて微笑ましくて面白い曲だ。

・・・と、60年代終わりから70年代まで、最後の「Hoolah Hoolah」だけは、 一気に時代がとんでしまうけど、まあ、面白く聴けるシングル集だ。
80年代が抜けてるのはちょっと残念だけど。

カンって、実験的な曲が多く、ワンコードで同じパターンが続くってイメージばかりあるんだけど、本作はシングル集だけあって?聴きやすい曲ばかり。
しかも、民族音楽からソウル、ファンク、ロック、レゲエと幅広いエッセンスを取り込んでるのがわかる、いいアルバムだと思います。
オリジナル・アルバムは、ちょっとつらい曲も多いので、なかなか聴く気にならないんだけど、コンピもんだといいね。
「カンの聴きやすいオールタイム・ベスト」なんてのがあったら、真っ先に飛びついちゃうけどね。
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