晴れ時々素っ頓狂
音楽とかバンド活動とかサッカーとか映画とか。 楽天家。能天気。ボケつき。
涼しい。
いやいや、急に涼しくなった。
昨夜も涼しくてグッスリこん。
地震も気付かなかった。


早く帰って、クラブユースの決勝まで行ったレッズの試合をスカパーで観る。
相手はFC東京。
うーん、チャンスもあったけど、やっぱり力負けかな。
良く決勝まで行ったけどね。
高くて強くてうまいDFの橋岡君と、ストライカーっぽい感性のあるFWの井澤君は将来楽しみ。


その後、wowowで「あやしい彼女」を観る。



いわゆるファンタジーもんかね。
タイムトラベルもん同様の、自分が変わっちゃう系のコメディなので、とりあえず大概のことなら許せちゃうパターン。
シングル・マザーの応援映画と思って、楽しめばよろし。
多部未華子が、婆さんキャラやる面白さもあるしね。
設定上、昭和歌謡がいろいろ出てくるんだけど、そのバンド演奏のアレンジとか良くできてるなあと思ったら、小林武士が絡んでるのか。
肝心の、オリジナルの勝負曲は全然良くなかったけど。


今日のいちまい。



30周年とのことだけど、メンバーがずっと変わらないのは凄いね。
また、多少の冒険はあれど、基本路線も継続していながら、メジャーであり続けるのもたいしたもんだと思う。

というわけで、スピッツのシングル集も2回目のリニューアルだ。
「RECYCLE」に始まって、コンプリートになってからの「CYCLE HIT 1991-1997」「CYCLE HIT 1997-2005」。
さらに今回は新たに「CYCLE HIT 2006-2017」も加わっての、どどーんと3枚組。
もちろん、時系列に並んでいる。
以前出た時に「CYCLE HIT 1991-1997」に付属していた「空も飛べるはず」のデモ音源「めざめ」、「CYCLE HIT 1997-2005」に付属していた「夢追い虫」のアーリー・バージョンはナシ。
その分、新曲が入ってる。
スピッツのアルバムは、「インディゴ地平線」「フェイクファー」辺りは聴いたけど、基本シングルしか聴いてこなかったから、偉そうなことは言えないのだけど。

ディスク1は、メジャー・デビューの1991年から1997年まで。
最初の6曲「ヒバリのこころ」から「裸のままで」は、ある意味、スピッツが本当に目指してた?サウンドなんだと思う。
「ヒバリのこころ」「夏の魔物」「日なたの窓に憧れて」なんて、80'sポップなニュー・ウェイヴ系UKバンドって感じだし、「惑星のかけら」のイントロなんかは、イメージ以上にハードでパンキッシュ。

「魔女旅に出る」「裸のままで」辺りは、後の原型とも思えるR&Bノリの、フォークぽいコーラスありパターン。
どちらも、今聴くとストリングスとか面白いし、特に「裸のままで」は、16ビートのホーン・セクションばりばりのファンキーな曲で、リズムだけ残ったり、間奏からの展開とか、スガシカオみたいでカッコいい。

で、7枚目の「君が思い出になる前に」から、メジャーになった感が半端ない。
やっぱ、スピッツと言ったらこの曲以降ということになるのかなあ。
アレンジやメロ的には、むしろさっぱりした感じで、グッとくるとこを強調したようでもあり、ヒット曲を意識したということなんだろうか。
アレンジがバンド単体じゃなくなったのも大きいんだろう。

「空も飛べるはず」は、元曲の「めざめ」と比べると面白い。
「めざめ」は、GS、中でもワイルドワンズみたいで好きだった。
しかし、こうもヒット曲ぽくなるもんなんだねえ。

順番に聴いてくると「青い車」は、「裸のままで」がヒントになったのかもしれない。
ファンキーな部分を抑えて、ヒット曲に再生したみたいな。

「スパイダー」「ロビンソン」「涙がキラリ☆」「チェリー」「渚」「スカーレット」と、ディスク1の後半は、もう代表曲の連続。
ニール・ヤングの「When You Dance You Can Really Love」のイントロとかぶってしかたない「」「涙がキラリ☆」、途中のホーンとストリングスが入ってくるトコのアレンジがいい「チェリー」、「日なたの窓に憧れて」同様に、リフのループを、さらに複雑に演奏に絡ませた「渚」。
また、「スパイダー」のリズムや「涙がキラリ☆」、「チェリー」の跳ねてるような跳ねてないような微妙なノリ、「空も飛べるはず」同様にフォーク・ロックな「スカーレット」は、今後のスピッツの礎となっていったと思う。

で、ディスク2。
ここで新たな試みの曲が出てくる。

微妙なノリ・シリーズの「夢じゃない」で始まるが、これはベースの存在がおっきいんだなあと思う。
珍しく間奏でハープシコードが入ってたりするけど、ここまでが自分の中のスピッツは一区切りて感じかなあ。

「運命の人」でのちょっと思い切ったイントロ。
曲は変えずとも、こういうとこで主張もしてるのかな。
最後のアウトロとかもね。
この曲自体は、ちょっと「チェリー」の二番煎じぽい曲ではあるが。

「冷たい頬」は、スピッツの方程式で作ったような曲。
サビから間奏あたりは、相変わらずGSぽく、すなわち60'sのUKビートバンドてトコかな。

「楓」は、やったなあ。
珍しくピアノをメインにした曲で、ヴォーカルは高音が続いて、体調が悪いと、声がしんどかった。
これまでのイメージよりストレートな感じがした。
やっつけってのは考え過ぎかもしれないが、ファン向けに作った曲のような気がしてならない。

「流れ星」は、アレンジに白井良明の名前がある。
これがまた、イントロとか間奏のギターの感じとか、いかにもって感じで面白い。

「ホタル」でのアルペジオはちょっと新鮮。
キャッチーなビート・バンドて感じ。
間奏のハーモニカ・ソロからブレイクしてコーラスが入って、再びガーンとくるトコは好みです。

で、スピッツで一番好きなのが、次の「メモリーズ」なんですな。
メンバーのニューウェイヴ好きが感じ取れる曲。
これまでのイメージを覆す、斬新なシングル曲ではないだろうか。

「遥か」も、雰囲気の違うコーラス・グループのようなイントロ。
ディスク2以降の曲は、イントロとか間奏とか、ちょっとしたトコで違いを出そうとしているように思う。
そして、例の跳ねそうで跳ねない系。
そうか、もしかしたら、「ホタル」のブレイクからきたアイデアかもしれないなあ。

ほらほら、「夢追い虫」のハードなイントロ。
こういうトコに志向が見える。
デビュー時の延長ともいえる曲かもしれない。
ただ、コーラスはやはり変わってきてはいます。

「さわって・変わって」以降は、亀田誠治がアレンジャーで絡んでくる。
演奏がワンランクカッコよくなった感じで、従来通りのメロとうまく折り合いつけたなあと思う。

「ハネモノ」なんかは、絶対UKロック好きでしょってアレンジだと思う。
ガレージ・パンクぽい演奏もグー。
カスタネットがまたいいんだ。

「水色の街」は、、差し詰め、Aメロのとこなんかは初期のレディオヘッドみたいなサウンドだよね。

「スターゲイザー」は、久々アコギをフィーチャー。
R&Bノリのあれです。
パブ・ロックあたりにありそうな曲。
ちょっとマンネリ感もある曲なんだけど。

「正夢」も、曲自体はマンネリ気味で、得意の同じノリなんだけど、ストリングスがバーンと入ってスケールの大きい曲に。
いろいろ悩んでいた時期かもしれないなあ。

「春の歌」も、中途半端にネオアコぽい曲だけど、どーも二番煎じぽい。
メロは相変わらずいいんだけどね。

というわけで、ディスク3へ。
初めて聴く曲も多く、楽しみでもありました。
亀田路線は続いています。

「魔法のコトバ」は、「正夢」ほどはバーンて感じではないけど、ストリングスが効果的に入ってる。
ピアノはもっとフィーチャーされても良かったような気もする。

「ルキンフォー」のイントロのギターのフレーズは好みだし、演奏はいい。
イントロ凝るよねえ、ほんと。
曲はまあまあ。

「群青」の、曲は従来型なんだが、初っ端からデュエット形式てのは初めて?
メロ的にはまあまあかなあ。

「若葉」は、一歩間違えると昭和フォークみたいになるトコだけど、そこは草野メロ。
特にサビのメロのセンスの良さがそう思わせないみたいなトコあるよね。

元気いっぱいポップス「君は太陽」。
グッとくる系メロは少なくなったけど、サウンドは好みの方へ。

「つぐみ」は、メロの良さとR&Bノリがうまく噛み合った曲。
アレンジがいいね。
ブリッジから入ってくるストリングスもグー。

「シロクマ」なんてさ、こういう、子供の歌でもないのに、なに考えてんだかわかんない曲名がらしい。
Bメロが好きだ。

「タイム・トラベル」は、原田真二の曲で、唯一のカバー曲。
また新曲3曲以外では、唯一シングル曲じゃないんだなあ。
カバーと知らずとも、聴いただけで、スピッツの曲じゃないなってわかるね。
そういや、原田真二て、当時、仕掛けが細かいなあて思ったっけど、まさにそういう曲だなあ。

「さらさら」は、一瞬カーズみたいなアレンジ。
キャッチーなロックンロールなのです。

「愛のことば」は、6枚目のアルバム「ハチミツ」に入ってた曲をリミックスして、配信限定リリースされた曲らしい。
スピッツには珍しいシンコペの曲かも。
シンセの入り方もあまりなかった感じ。

「雪風」も配信限定のシングル。
シングルバージョンは初のCD化らしいっす。
ディスク3は、やっぱ、曲よりアレンジや演奏に、耳が行く。

「みなと」は、アコギをフィーチャーした、昔から変わらない、らしいメロ。
一歩間違えば、ガンガンなロック・バンドみたいになるのに、こういう軽い曲に仕上がるってのが、スピッツの魅力なんでしょう。

以下、新曲す。
「ヘビーメロウ」は、エレピが効いてるせいか、サウンドの感触がちょっとスピッツぽくない印象。

「歌ウサギ」は、なんか、昭和のフォークシンガーが作りそうなAメロ。
途中から、草野節になるけど。

「1987→」は、新曲3曲の中では一番好き。
パンクなアレンジ。
ほんと、この路線で行ってたら、スピッツってどうなってたろうね。


つーことで。
アレンジはとにかくよくできてるし、グッとくるツボを押さえたメロは流石です。
演奏は似たようなのも多く、特に後半はマンネリ?と感じるとこもあるんだけど、敢えてそうしてるようにも思える。
ヒット路線に縛られつつも、志向との折り合いをつけてきたんだなって感じ。
そういう意味では、途中から亀田誠治をアレンジャーにしたのは、いい選択だったんだろう。

今回、シングルどどーんと聴いてみて、初期の曲が思いの外良かったし、また、演奏もなかなかに凄いなあとも思った。
特にベースは、スピッツの独特のノリを作っているんだなーと今更ながらに思った。

それだけに、もし、ファンとかヒットとか、全く考えずにバンド続けてたら、スピッツていったいどうなんだろう。
結構凄いこと、面白いこと、やってのけてたバンドになってた気がしてきたよ。
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