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晴れ時々素っ頓狂
音楽とかバンド活動とかサッカーとか映画とか。 楽天家。能天気。ボケつき。
金曜だよう。
おー。
今日は特にイヤなこともなく一日過ぎたな。
すっきりと週末迎えられる。


夜、昨夜録画しといた「ボイス・フロム・ザ・ダークネス」を観る。



木曜の夜は日本初公開映画。
導入部からして、雰囲気がとても良い。
人間ドラマかと思いきや・・・途中で気付いてしまうんだけど、やっぱりそっち方向かっていう。
ホラーにしてもミステリーにしてもドラマにしても、なんか中途半端感は否めなかった。
というか、話がなかなか進まなくって、お話的には短編でも済みそうな。
ただ、映像はいいし、主演女優は頑張っていた。


今日のいちまい。



サカナクションのベストが出た。
で、例によって何種類もの限定版が出てるんだけど、とりあえずCDは全部聴きたかったのと、映像はいいやーってのを選んだ。
図鑑とかは要らなかったから、純粋にCDだけってヤツも欲しかったな。

というわけで、シングル曲にアルバム曲、カップリング曲(カップリング・ベスト「懐かしい月は新しい月」収録曲はほとんど収録)と、おなか一杯の3枚組。
それぞれのディスクにタイトルがあり、ディスク1の「浅瀬」、ディスク2の「中層」、最後のディスク3で「深海」と、どんどんとバンドのコアな部分に向かっていく構成は、単なるベスト・アルバムではなく、単体のアルバムとして、別次元の面白さがある。


まず、「浅瀬」であるディスク1はシングル曲中心になる。
本ベスト収録のシングル曲は、全てディスク1に集結している。
初期はシングルのないバンドだったので、中期以降の曲が中心。
それでもほぼ代表曲が並んでる感じ。
自分で編集ベスト作ったとしても、入ってくる曲ばかり。
踊れる曲、エレクトロなディスコが満載でもある。

アルバム初収録でもあり、11枚目のシングル「新宝島」で始まるのだけど、キャッチーでスピード感もあって、オープニングとしては申し分ない。

ここから「夜の踊り子」「Aoi」とスピード感をキープしながら進む。
スーパーカーっぽい「ルーキー」で少しだけ落ち着いて、サカナクションを初めて知った「アイデンティティ」と挨拶替わりのヒット・メドレーの序盤。

シングルになってもおかしくなかったアルバム曲「ライトダンス」で、ベース・ソロやチャイナで変化をつけて、バンド・サウンドでハードさもある「セントレイ」へ。
そして、多分サカクナクションで一番好きな曲「僕と花」まで、とにかく凄くいい感じの流れ。
どの曲もオリジナル・アルバムより輝いているように感じる。

アイデアが散りばめられた「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」と、サカナクションのイメージどストライク「ミュージック」を本ディスクのまん真ん中に配置。
そっからアルバム曲3曲へ。
ダブとか、らしくないメリハリの「モノクロトウキョー」、パンクとかディスコとかファンキーなとこもある「Klee」、イントロの新しい感じとメロのリフがいい「表参道26時」。

「アルクアラウンド」「アドベンチャー」で盛り上がって壮大な組曲風「ナイトフィッシングイズグッド」へ。
ここまで完璧な流れ。

最後の「陽炎」は、映画「曇天に笑う」の主題歌であり、新曲でもあるけど、シンセとかが昔のプリンスっぽくて懐かしい感じ。
ヴォーカルはちょっと幅広くなった感じだけど、曲そのものは昔からの山口一郎。

とにかくディスク1は勢い任せ、らしさ全開って選曲っすな。


で、ディスク2に行くと、配信曲やカップリング曲、アルバム曲が中心になる。
メロはキャッチーてほどではないけど、サカナクションのアクが集約されたような曲から、最後の方はちょっと異色な感じの曲へと繋がっていく。
ピコピコ色も強い気がするな。

配信限定だった「ワード」に始まり、「三日月サンセット」と、いつものらしさ、頭周る繰り返すメロの曲の序盤。

「ネイティブダンサー」はピアノが新鮮に感じるけど、「ホーリーダンス」「なんてったって春」はまあまあかなと思っていると、初期の「サンプル」「白波トップウォーター」「夜の東側」で、「おっこんな感じの曲だったっけ?」なんて驚きも。

「スローモーション」は、シンセのリフがちょっと80'sぽいのだけど、サビからの盛り上がりや、ノイジーなギターのとこなんか結構いけるし、最後のコーラスとかも含めて、改めていいと思っちゃったり。
「涙ディライト」は、ベースとギターの絡む感じがカッコ良くて、改めて気にいっちゃったり。
「明日から」「仮面の街」「エンドレス」と少しずつ違うエレクトロなディスコが続いてからの、「years」でのエレギのアルペジオが新鮮だったり。

「ボイル」では、「ネイティブダンサー」同様に生ピアノの新鮮な感じとスーパーカー的なアレンジで一呼吸。
この曲、Aメロのドラム好き。

終盤は、「ドキュメント」「目が明く藍色」でエレギをフィーチャーしたバンド・サウンド。
特に「目が明く藍色」は、Bメロからサビへのアレンジが絶妙で、途中で、「ナイトフィッシングイズグッド」同様にロック組曲のように展開。
ストリングスまで入って、最後のコーラスといい、大作って感じでディスク2終了。

このディスク2は、配列の妙ゆえか、改めて気にいった曲が発見できたな。


同じくカップリング曲とアルバム曲の中でもさらに地味な印象のディスク3「深海」。
ここでは、らしからぬ曲も多くあるのだけど、こういう曲ももっとあればいいのにとも逆に思ったりもしてしまう。

オープニングの「潮」なんかは、こんな曲だったっけっていう。
逆回転や、ドンドンチャ系のみんなでうたう感じの曲をサカナクションがやるとこうなりますみたいな。
メロもちょっといつものイメージとは違う感じはする。
「YES NO」も曲の感じやシンセが可愛い感じで、こんなんだった?と思わず。
シンセとメロでのぺーとした「ティーンエイジ」、Aメロのアレンジが好きな「Ame(A)」と、変化球の序盤。

アコギでゆったり「フクロウ」、前半ピアノのみからハードになってまた戻る「enough」、さらに「mellow」「映画」辺りになると、音圧低いし、深海も深海って感じ。
単体であれば、仮にもベストと名前のつくアルバムに収録される曲じゃないであろうって感じで、あえてディスク3を限定にしたのが良くわかる。

そんな中に「multiple exposure」「ネプトゥーヌス」と3拍子の曲が続いたり、「シーラカンスと僕」みたいに、音圧低めの初期ポリスみたいなリズム・アレンジも織り交ぜる。

ちょっとポップ路線に戻った、初期で好きな曲「開花」は、後期だったら間違いなくディスコになってたろう。

さらに「アムスフィッシュ」と「朝の歌」は、シンプルでストレートな8ビートの、らしからぬ曲から、最後はドラムレスの「グッドバイ」で静かにしっとり終わる。


と、まあサカナクションを隅から隅まで味わえるベストですね。
中でも一番面白かったのはディスク3で、一番バリエーションも豊かだし、曲展開とか意表ついた感じもあったし、らしからぬ曲もたくさん出てくる。
バーンてくるようなタイプの曲はなく、抑えたヴォーカルや演奏、そして録音までもバンドのコアな部分って感じで、まさに深海。

ちなみにカップリング曲では「もどかしい日々」「スプーンと汗」「montage」なんかは未収録だし、シングル曲でも「グッドバイ/ユリイカ」「さよならはエモーション」と「蓮の花」、「多分、風。」は入ってない。
特に「多分、風」なんかは最新シングルでもあるので、収録して欲しかったけど、ここまで完璧な構成だと文句も言えないか。

とにかく、ディスクが進むにつれ、段々コアになっていくという構成は見事です。
サカクナションっていうと、演奏は裏裏が多いし、似たようなメロが多くって、イントロやAメロで「おっ」て思っても、サビで同じになるっていうイメージしかなかったけど、うまいこと分散しつつもディスク毎にまとめたなあ。
また、配列の妙で、今までのイメージと違った曲も多かったし、なんか、いいベスト聴いたなって思ったのでした。
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